光の中へ-Into the Light

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夏の盛りに大陸中央部を旅すると、暴力的な気温と目も眩むような光に圧倒される。SFの世界で、長さ何キロもある巨大な帆に太陽からの光の力を受け、それを推進力に変えるという宇宙船があった。その話を裏付けるよう、ここでは光の"圧力"を感じる。屋内や車から外に出たとき、肌が光に押される感覚がある。カタ・ジュタのハイライト、風の谷 Valley of the Windowsへの遊歩道は全長7キロ、約3時間の行程である。入り口に警告の看板があった。「少なくとも1時間に1リットルの水を消費する」、即ち水3 リットルを持参せねばならない。「いくら何でも1.5リットルのペットボトルあれば十分だろう」、それが甘かった。ルートの半分を過ぎた頃、水は底を尽き、乾きに耐えながら先を急ぐことになった。「熱い、喉が渇く......」。幸い、残り3分の1を残すところで、救急箱と緊急用の水を発見!救われた!いつ汲まれた水なのか?などはお構いなしに、ごくごくと飲んだ。この水がなければどうなっていたことか...。ワシの経験からすると、看板などの警告には素直に耳を傾けた方が良い。さもなくば、己が身は熱に干されて、光に溶けてしまう。

Nikon F4,
Ai AF Zoom Nikkor 28-85mm F3.5-4.5S,
Fujichrome PROVIA ISO 100 (RDP II)
Aperture-Priority Auto @ F5.6
Valley of the Windows Walk, Kata Tjuta, Northern Territory
January, 1996

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