悪魔のおはじき-Devil's Marbles

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アボリジニの伝説によると"虹色のヘビ"の卵と言い伝えられるデビルス・マーブルズ。スピニフェックスに覆われた原野にビー玉のように丸い巨岩がごろごろしている。その形は人が押せば転がりそうなほど見事な球体である。遠い昔、アボリジニが海を渡って来る前、今は滅びた古代文明が猟の季節を知るために、巨岩を丸く磨き上げ、転がらないようにうまく配置した...などとガイドに説明されようものなら、そのまま信じてしまいそうなほど見事な造形なのだ。残念ながら幻の先住民など存在せず、この不思議な岩は自然が造ったものである。どいうい過程を経てこの巨大なビー玉ができたのか、先日NHKのテレビを見てようやくわかった。しかし、ここでは言わぬが花、みんながそれぞれ不思議を思い描けばいい。太古の火山爆発で飛ばされてきた岩の名残か、猛烈な強風で岩が転がり続け今の形になったのか、はたまた、アボリジニの伝説通りヘビの卵(恐竜)の化石なのか、旅人よ大いに想像を膨らますがいい。この大陸の別名はワンダー大陸、旅人の数だけワンダーがある。

Nikon F4 with MF-23,
Ai AF Nikkor 20mm F2.8S,
Fujichrome PROVIA ISO 100 (RDP II)
Manual Exposure, 1/250 sec. & F5.6
Devil's Marbles, South of Tennant Creek, Northern Territory
May, 2000

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