大地と雲と影-Shadows on the Ground

画像

ウルルを目指して飛行機は飛び立った。眼下に赤い大地が広がるとここは既にアウトバックの上空である。果てなく続く荒野にちぎれ雲が無限の影を落とす。大地と雲と影、巨大な水平の広がりに垂直方向の高さが加わり、景色が三次元に構成される。縦の広がりを得てアウトバックの雄大がさらにそのスケールを増し、ワシは飛行機の窓にへばり付いた。この感覚は、カタ・チュタを挟んで、放射状に雲と大地が延びる様子をウルルの頂上から見たときにも感じたことがある。高所から眺めると景色がより立体的になり、この大地の大きさを、懐の広さを改めて見せ付けられる。

Nikon F4,
Ai AF Zoom Nikkor 28-85mm F3.5-F4.5S,
Fujichrome VELVIA ISO 50
Aperture-Priority Auto @ F4.5
In the air from Sydney to Uluru
December, 1993


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Please come to see me at
http://www.ne.jp/asahi/outback/buokaburra/index.html

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この記事へのコメント

2008年10月02日 08:54
こんにちは。おっしゃるようにオーストラリアの雄大さを感じる1枚ですね。写真を拝見し思わず「おお!!」と言ってしまいました(*^^)v
※これはウルルへの定期便or観光ツアーでしょうか?初オーストラリア訪問の際はウルルに行きたいと思っているものですから。

>大地と雲と影、巨大な水平の広がりに垂直方向の高さが加わり、景色が三次元に構成される
いつもながら詩的な一文ですね。実際に体全体で感じられたからこそ表現できるのだなと思います。雑誌や本と違ってブログには写真と文に制限がありますが、毎回buokaburraさんのオーストラリアへの思いがブログからはヒシヒシと伝わってきます(^。^)y-.。o○

>高所から眺めると景色がより立体的になり、この大地の大きさを、懐の広さを改めて見せ付けられる。
buokaburraさんのHPをきっかけにオーストラリアのことをいろいろ知ることができました。私もぜひ体感したいです(^^)v
2008年10月02日 09:10
>舗装道路では100キロくらい出していると思います。
一般道で100キロですか!うーん、素直に車は路肩に止めます^^;

>車を路肩に止めて、運転席でカメラを構えます。
写真を撮るならば、道から離れないと路上に出るのは危なそうですね。
buokaburraさんでも3コマですか…。私だと…^^;

>夜間は動物の飛び出しが多いので、夕方までにはキャンプに入るのが安全です。
安全上の理由が主なのですね。それだけ野生生物も多いとはいえ、動物の命を守る点でも必要なのでしょうね。

>裸足で水に入り、水深を確認
まさに自然を全身で体感しながらの旅ですね。

>ワシも、夕立というか稲光の写真をちゃんと撮りたいのですが、なかなか難しいですね。
やはり稲光は難しいです…。日本でも雷さんは怖いですが、その数十倍の規模でしょうから気合も必要でしょうね。フィルムをメインにしたいですが、その場で確認できるデジタルはこういうときは便利でしょうね。
管理人のbuokaburra
2008年10月02日 23:20
こんばんわ!写真を見て歓声を上げていただけるとは光栄の至りです。

> これはウルルへの定期便or観光ツアーでしょうか?

シドニーからの定期便です。正確にはアリス・スプリングス行きです。この時はアリスで車を借りて、陸路でウルルに入りました。アリスから400キロほどの距離です。シドニーからウルルへのフライトもあります。ワシはアリス周辺で見て回りたい所があったので、一度アリスに入りました。

> いつもながら詩的な一文ですね。

ありがとうございます。お褒めいただき、うれしいです。これからもオーストラリアの魅力をお伝えできればと思います。

> 一般道で100キロですか!

はい、80キロくらいでのんびり走っているとスパッと抜かれます。巨体をものともしない見事な抜きっぷり。さすがプロと惚れ惚れします。
管理人のbuokaburra
2008年10月02日 23:21
> 写真を撮るならば、道から離れないと路上に出るのは危なそうですね。
buokaburraさんでも3コマですか…。私だと…^^;

一度、走行車線側でカメラを構えて、吹き飛ばされそうになりました。ホント危なかったです。もう二度としません。
コットンさんは鉄道写真を撮られるので、ワシよりももっと上手に行けると思いますよ、ホント。

> 安全上の理由が主なのですね。それだけ野生生物も多いとはいえ、動物の命を守る点でも必要なのでしょうね。

カンガルーはヘッドライトに幻惑されて、車に飛び込んでくると言われています。実際、アウトバックでは事故で死んだ動物の死骸をよく見かけます。牛はもちろん、時にラクダが死んでいることもありました。

> その場で確認できるデジタルはこういうときは便利でしょうね。

そうですね。オーストラリアを専門に撮っているプロに聞いた話だと、稲光の写真を一枚撮るために何十本もフィルムをつかったそうです。我々にはそんなマネできないですからねぇ。