ファニー・ベイの落陽-Fannie Bay

画像

今回もダーウインは暑かった。雨期の到来を感じさせる湿った空気の中を太陽が南洋に沈む。400mmクラスの超望遠を通して覗く太陽はとても大きい。太陽そのものを被写体にする場合、撮影できる時間は驚くほど短い。うかうかしているとあっと言う間に太陽は沈んでしまうのだ。恐らく5分あるかないかだろう。当然、撮影は非常に慌ただしい。露出を変え、構図を変え、その5分に勝負をかける。しかも、見事な落陽を目にすると気持ちも昂ぶって、5分間は夢心地のように過ぎて行く。これまで何度も日没に立ち会ったが、ワシは未だに平常心を保てない。「ファインダーの中で地球の自転を感じながら撮りました」、などとかっこいいことを言いたいが、その実は無我夢中で写したカットである。

Nikon F5A with MF-28,
Ai AF VR Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6D,
Fujichrome PROVIA 100F (RDP III)
Aperture-Priority Auto @ F8
Fannie Bay, Darwin, Northern Territory
October, 2001

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