夢のあと-Remains of the Dream

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ウナダッタ・トラックの南端、マリー Marree。オールド・ガン鉄道で運ばれてきた物資を更に内陸に輸送するラクダ隊のベースとして、20世紀初頭には1500頭のラクダと60人以上のアフガン・キャメラー Afghani cameleersが活躍していた。1920年代に代替輸送手段の発達により、ラクダ隊が消え、1980年に鉄道が廃止になると、マリーはほぼその役割を終える。現在の人口はわずか100人ほど。パブ兼ホテルが一軒と小さなゼネラルストアが二軒。浜田省吾の歌にある街よりも寂れている。往時を偲ぶように街の中心には駅のプラットホームが残され、かつて"ザ・ガン"の先頭に立ったディーゼル機関車が3両置かれている。朽ちるがまま、半ば打ち捨てられた機関車は、当時彼らの目指したアリススプリングスに向かって、醒めることのない夢の底にあった。

Ricoh GR1,
Fujichrome PROVIA 100 (RDP II)
Aperture-Priority Auto @ F5.6
The Museum Park, Marree, South Australia
October, 2001

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