テーマ:アリススプリングスとマクドネル山脈

荒野の寂寥-Lonesome Outback

5月末、暑くて寝苦しかったダーウインから南下すると、気温は日を追って下がり、1500キロ離れたアリス・スプリングスでは吐く息が白くなった。僅か4日の間に夏と冬が入れ替わり、この大陸の大きさを改めて思い知った。寒空に雲は低くたれ込め、風が遠く寂しげな調べを奏でる。どことなくセンチな気分。かつて山小屋で知った句を思い出す。曰く「人を思え…
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裂け目-Standley Chasm

アリススプリングスから東西に伸びるマクドネル・レンジ MacDonnell Rangesでは"世界一古い大地"が様々な姿を見せてくれる。その中の一つがこのスタンドレー渓谷 Standley Chasm。アリススプリングスから西へ50kmに位置する。渓谷と呼ぶにはあまりにも細い、鋭利な刃物で切り取ったような裂け目が岩塊の間に走る。力は…
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未知との遭遇-Encounter of the Unidentified

太陽が大きく傾く時間帯、光は斜光となり、風景に立体感を与えてくれる。また、赤みを帯びた光線は、照らし出す全てのものに美しい彩りを添える。この好条件を狙って、撮影は日の出、日の入りの前後に集中して行った。今回の旅では、太陽そのものの写真も多い。大荒野に沈む夕陽、湿原から昇る朝陽などなど、ほとんど毎日地平に傾く太陽を見ていた。その中でも…
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雨のち晴れ-After the Rain

イースタン・マクドネル山地は今日も雨だった。前年に続き今回も天候に恵まれず、ワシはアリスへの帰途についた。平坦な風景の多いアウトバックには珍しく、起伏のある地形を狙ったが、またもや叶わず終い。その途上、わずかに開いた雲間から光が差し始めた。まだ厚い雨雲の覆った反対側の空とは対照的に、赤いダート道が鮮やかに輝く。僥倖は何時訪れるか分か…
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ゴースト・ガム-Ghost Gum

大陸中央部に延びるマクドネル山地 MacDonnell Rangesはアリス・スプリングスを境に東西に分かれる。見所が連なり人気のある西側に比べ、東は訪れる人も少なく情報も乏しい。写真は東マクドネル山地で見つけたゴースト・ガム Ghost Gumの巨木。ペンキで塗ったような白い幹が空高く隆々と伸びた様は圧巻である。高さは20~30m…
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ヘビトゥリー・ギャップ-Heavitree Gap

マクドネル・レンジの裂け目ヘビトゥリー・ギャップ Heavitree Gapを抜け、寝台特急ザ・ガンがアリス・スプリングス市内に入る。この日の編成は何と22両!まさに長蛇のような列車が駅手前の踏切を通過すると、道路は大渋滞となった。ザ・ガンは毎週火・金曜日の午前10時にアリスに到着し、同日の午後1時にアデレードへ旅立つ。この日ワシは…
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アリスという街-Town named Alice

アリス・スプリングスの街を一望できるアンザック・ヒル。黄昏時、若い旅人を中心に訪れる人が途切れない。アリスという街の本質を知るにはダーウイン、もしくはアデレードから車を走らせるのがいい。陸路2日もしくは3日かけて、アリス・スプリングスの街に入った時、この街の何たるかを実感できる。スチュアート・ハイウエイの両端の街からともに約1500…
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