テーマ:空・雲・星

星の舞う夜-Dance with Stars

キャンプ地は秘境バングルバングル。何かに導かれるように夜中に目覚め外に出た。見上げると、全天を埋め尽くした星々は、ただそこに輝くだけでは飽き足らず、嵐のように乱舞していた。"星の舞う夜"である。そう見えるほど星の密度が濃く、その瞬きが幾千万見て取れたのだ。星を眺めるに最高の条件が整ったのであろう。眠気も吹き飛びワシは星の渦の下に立ち…
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野火-Bush Fire

この日はツキが無かった。テナント・クリークへの道中、ダリー・ウォーターのパブで長居し過ぎて先を急ぐ最中、右後輪がバースト。炎天下、四駆用の重いタイヤを交換するのは並大抵のことではなかった。交換を終えた時点で既にその日の体力を全て消費してしまった感じである。気を取り戻して再び南下を始めると、写真のように煙が高々と立ち上る様子が見えてき…
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獅子座流星群(その3)-Leonids Meteors

これまで、獅子座流星群には、今年は大出現か!というニュースに踊らされては裏切られ続けてきた。だから、今回も大きな期待はしていなかったというのが正直なところである。その割にはアデレードからわざわざクーパー・ピディまで出かけるのだからワシも酔狂である。予想に反して(?)、往復約2,000キロの流星見物はお釣りが来て余りあるものとなった。…
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獅子座流星群(その2)-Leonids Meteors

この夜、幾つの歓声と溜息が世界中でこぼれただろう。それはこの夜流れた星屑の数にも匹敵するかもしれない。右を向いても左を向いても、更には後ろにも星が流れている。その光芒を見るたびに「あっ」、「おっ」と声が漏れる。何度も何度も歓声を上げるワシの姿を誰かが見ていたらさぞ滑稽に写ったことだろう。とにかく獅子座を中心に絶え間なく流星が放たれる…
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獅子座流星群(その1)-Leonids Meteors

2001 年の旅、ウナダッタ・トラック600キロのダートを抜け、道が舗装路に変わるとアデレードはもう射程距離だ。アウトバックともこれでお別れと思った時点でワシの魂は燃え尽きた。「全てを見てやる」、「何も逃すまい」という、約40日間ずっと保ち続けた写真への緊張感は失われ、ワシは腑抜けになった。魂も金もなく、アデレードでの予備日を漫然と…
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浮き雲-Floating Clouds

「オーストラリアの空は大きい」、多くの旅人が同じ印象を語る。それもそのはず、建物はもちろん、木や山もない大荒野では地平から一気に空が立ち上がり、天を覆う。そんなオーストラリアでもこの日の空は格別に大きかった。接近中のサイクロンから沸いてくる雲が丁度いい具合に散りばめられて、何もない真っ青な空よりも、遥かに広がりを感じさせてくれるのだ…
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大地と雲と影-Shadows on the Ground

ウルルを目指して飛行機は飛び立った。眼下に赤い大地が広がるとここは既にアウトバックの上空である。果てなく続く荒野にちぎれ雲が無限の影を落とす。大地と雲と影、巨大な水平の広がりに垂直方向の高さが加わり、景色が三次元に構成される。縦の広がりを得てアウトバックの雄大がさらにそのスケールを増し、ワシは飛行機の窓にへばり付いた。この感覚は、カ…
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奥の細道-Deep in the Land

パースを離れインド洋岸をブルームへ向かう旅。ギラリア・ステーションを後に、我々一行は再び国道一号線に復帰した。路上で体を温めているトカゲを避けつつ北を目指す。途中ナヌタラ・ロードハウス Nanutarra Roadhouseから進路を東に変えた。内陸に向かいピルバラ Pilbaraと呼ばれるこの地域の中心地トム・プライス Tom P…
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星に願いを-Sothern Cross

写真右隅に南半球のシンボル、南十字星が見える。南十字という言葉は人を酔わす。南十字を見つけることは(特に北半球からの)旅人にとって一つの儀式のようなものだ。シドニーでも、ケアンズでも、ウルルでも旅人は夜空にこの小さな星座を探す。自由への通行手形を手に入れるかのように...。サザンクロスの下で、煩わし日々は遙か彼方に去り、旅人は夢と見…
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