テーマ:ウナダッタ・トラックとエア湖

エア湖畔にて-Ashore of Lake Ayer

年間平均降雨量125mm以下、乾燥大陸オーストラリアの中でも最も乾いた場所。湖とは名ばかりの干からびた大地。堆積した塩が表面を覆い、炎暑に陽炎が揺れる。それがエア湖 Lake Eyerである。オーストラリア内陸部不毛の象徴と言って過言ではなかろう。エア湖を意識し始めたのはいつの頃からだったろう?南オーストラリア州北東部に点在する湖は…
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ピンク・ロードハウス-Oodnadatta

スチュアート・ハイウエイから200キロでウナダッタの集落に着く。写真はシンボルのピンク・ロードハウス。店番のフランス訛のおねえちゃんに、アウトバックの一人旅が如何に危険かを散々に説かれる。GPSの救難ビーコンを積んでいると言ってようやく開放された。しかし、タイヤの空気圧をチェックしろと口喧しい。今朝調べたばかりなのに...。 この…
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オールド・ガン、夢の果て

2001年以来、5年ぶりにマリーを訪ねる。旧鉄道駅で朽ちるに任せられていたオールド・ガンの機関車が塗装を施されピカピカになっていた。しかし、三両が保存されているディーゼル機関車の内、北側に少し離れて置かれた一両は再塗装されることなく、雨ざらしのまま放置されている。皮肉なことに、この寂れたマリーの街では赤錆が浮き、見捨てられたかのよう…
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ウイリアム・クリーク点描

ウイリアム・クリーク・ホテルの前を通るウナダッタ・トラックの向こうには公園のようなスペースが設けられ、古今いろいろなモノ(口の悪い人はがらくたと言う)が置かれている。写真のロケットやミサイルは遙か南のウーメラ Woomeraの射場から打ち上げられた残骸と思われる。 ホテルの前に置かれた電話ボックス。「世界一孤立した場所…
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ウイリアム・クリーク・ホテルのBAR

ウイリアム・クリーク・ホテルに併設されたバーは他のアウトバックのそれと同様に旅人が貼り付けて行った名刺をはじめ、様々なもので壁から天井まで埋め尽くされている。ワシは5年前に貼った自分の名刺を必死で探したが、見付けることができなかった。後から来た名刺に埋められてしまったのだろうか。自分の名刺と「世界で一番孤立した場所」での再会を楽…
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ウイリアム・クリーク・ホテル

ウナダッタから南へダートを200km、3時間もあればウイリアム・クリークに到着するはずだった。しかし、ワシは分岐点で道を間違えてウナダッタからクーバーピディへ抜ける道を80kmも走った。長らく旅をしているが、こんな初歩的な間違いをするのは初めてのことである。慌てて引き返すが200km近い回り道をしてしまった。時間と燃料の大いなる無駄…
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マウンド・スプリングス2-Mound Springs

地平線に向かって大荒野が広がる中、マウンド・スプリングスには水が湧き、ここだけ別 世界のような景観だ。水は「ボコッ、ボコッ」と間をおきながら湧き上がり、その度に底の土砂が舞い上げられる(湧き上がった様子を写真で確認できる)。40種類を越える小さな淡水性の巻き貝がマウンド・スプリングスで発見されており、その多くの種類が一つの泉でしか見…
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マウンド・スプリングス-Mound Springs

ウナダッタ・トラックの沿道にはマウンド・スプリングス Mound Springsと呼ばれる不思議な泉がある。不毛な大荒野の中で、小さな塚の上から泉が滾々と湧きだしている。 泉の正体は大鑽井盆地を流れる伏流水の噴出口である。塚は水に含まれるミネラルや塩分が長い長い年月を経て成長したものだ。マウンド・スプリングスは大鑽井盆地の南西端に沿…
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果ての鉄路

オールド・ガン鉄道は1980年に新線に切り替えられ、運行を終了した。それから随分と年月が経過しているが、マリーの街にはオールド・ガンの線路がまだ残っている。かつてこの線路はウナダッタを経由してアリス・スプリングスまで繋がっていた。二条のレールが昔日の面影を微かに伝えている。二度と列車の走ることのない線路は街の北の端で荒野の無限に消え…
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夢のあと-Remains of the Dream

ウナダッタ・トラックの南端、マリー Marree。オールド・ガン鉄道で運ばれてきた物資を更に内陸に輸送するラクダ隊のベースとして、20世紀初頭には1500頭のラクダと60人以上のアフガン・キャメラー Afghani cameleersが活躍していた。1920年代に代替輸送手段の発達により、ラクダ隊が消え、1980年に鉄道が廃止になる…
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オブジェ-Object

ウナダッタ・トラックをウイリアムクリークからマリーへ向かうと、大荒野の中に不思議なオブジェが林立する場所がある。おそらくこの地域の牧場(見た目は荒野だが)の持ち主の趣味なのだろう。写真はその中の一つ。誰に見せる訳でもなく、何らかの反響を求めている訳でもなく、スクラップを組み合わせた物体が道路沿いに並ぶ。ここほど大規模で整然としたもの…
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ピンクロードハウス製 その2・裏面-Produced by Pink Roadhouse

昨日紹介した看板の裏面。写真では判別しにくいが、看板の左側はびっしりと文字で埋め尽くされている。おそるべし!ピンク・ロードハウス。この看板、アウトバック愛好家(?)にはちょっと知られた看板で、ウナダッタ・トラックの旅行記を記したサイトでしばしば写真を目にする。 ナラボー平原の動物注意三連標識に代表される名物標識や看板は多くあるが、こ…
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ピンクロードハウス製-Produced by Pink Roadhouse

ウナダッタ・トラックの北側の起点マーラでの出来事、ワシはスーパー兼インフォメーションの兄ちゃんに「明日からウナダッタ方面 に向かうんだが、パンフレットとか、何か情報はないかな?」と聞いた。「何もない、あるのはあれだけさ」と指さされたのがこの看板。全て手書きで、特に裏面 はすごい文字量、全て読むには一晩かかりそうだ。「全部読んでいくか…
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エア湖の標識

2006年に再びウナダッタ・トラックを旅した。エア湖サウスは5年前と同様に乾いていた。大荒野の無尽と茫漠に何も変わりはないが、ただ一つ、エア湖サウスを示す看板が新しい物に取り替えられていた。個人的には昔の看板の方が趣があっていい。5年前の光景は最早、写真と記憶の中にしか存在しない。 ○古い標識 http://australi…
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冒険旅行-Adventurous Travel

陸路エア湖へ向かうルートは3つある。ウイリアム・クリークから57kmでエア湖ノース(ABC Bay, Halligan Point)へ達する北側ルート、マリーから94kmでエア湖ノースとサウスを隔てる海峡部分へ至る南側のルート、そしてこの写真、ウナダッタ・トラック本線からもエア湖サウスを望むことができる(ウイリアム・クリーク~マリー…
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逃避行-5-Rendezvous

やはりランクルは世界一の車だった。豪雨からの逃避行は無事ウナダッタ・トラックとの分岐点に至ったのだ。「やれやれ、ここまで来れば」と生還を実感した刹那、車の挙動が乱れた。車を真っ直ぐに走らせることができない、路肩に向かって車が流れていく。まるで氷の上を走るような感覚だ。「やばい!やばい!」、肝を冷やして車を止めた。足を路面に踏み出…
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逃避行-4-Rendezvous

黒雲が渦巻き、荒野を烈風が舐め尽くす。雲の下に入ってしばらくすると、遂に恐れていた雨が来た。覚悟はしていたが、天の底が抜けたような豪雨である。「どこが大陸一降雨量の少ない場所なんだ!」、「よりによって今日降らなくてもいいだろ!」、しかし、天に泣き言は通じない。洗車機に入ったような状況で視界はほとんど失われた。ワイパーの狭間に見え…
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逃避行-3-Rendezvous

嵐は目の前。往路で難儀した水没区間のことが真っ先に気になった。とにかく一刻も早くウナダッタ・トラックまで戻らねば。運の悪いことに、嵐はその方向から進んでくる。ウイリアム・クリークに戻るということは嵐に突っ込むことになってしまう。考え方はいろいろあるだろうが、ワシはできる限りぶっ飛ばして道路状態がどうしようもならなくなる前に難所を通過…
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逃避行-2-Rendezvous

ウイリアム・クリーク・ホテルのおばさんのおかげでワシは"Road Closed"の看板を横目にエア湖へ続くダートへと進入できた。ポストに入園料を放り込んで、いよいよ出発だ。水たまりが幾つかあるが、そんなものは可愛いもの。我がランドクルーザーは快走を続けた。「このくらいで道を閉鎖するなんて随分と大げさなものだ」と楽勝ムード、しかし、ゲ…
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逃避行-1-Rendezvous

エア湖への道は平易ではなかった。出発の朝ウイリアム・クリークのキャンプ場で道路の状況を聞いた。管理人のおやじが言う、「道路は閉鎖だよ、この前の雨でね」。「!!!」、ワシの打撃は大きかった、「残り57キロまで来てあきらめんといかんのか!この日を何年も待ったのに!」、「いやちょっと待て、この国のことだ」。気を取り直して向かいのウイリアム…
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エア湖はかわいている-Dried Lake

オーストラリア大陸初の縦断を達成した探検隊の悲劇を記した『恐るべき空白』(アラン・ムーアヘッド著、ハヤカワ文庫)にウォーバートンという探検家の文章が引用されている。以下にそれを紹介する。『エア湖はかわいている-死のような静寂と不毛が支配する恐ろしい湖である。水を求めてさ迷い歩くうちに、思いがけず突然この湖の岸にたどりついた者は、やれやれ…
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幻の内海-Inland Sea

エア湖の面積は9,700km2、オーストラリア大陸最大の湖であり、青森県の面積に匹敵する。長さ144km、幅77km、ゴイダー海峡 Goyder Channelという狭い水路を境に北をレーク・エア・ノース Lake Eyer North、南をレーク・エア・サウス Lake Eyer Southと呼ぶ。通常はご覧の通り、乾いた湖底を熱風に…
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ウナダッタの夜明け-OODNADATTA

スチュアート・ハイウエイとの分岐点、マーラ Marlaを起点とするウナダッタ・トラックを走ること約200km、車はウナダッタの集落へと達する。ダートとは思えぬ素晴らしい路面状況に助けられ、予定より随分早めの到着となった。お目当てのピンク・ロードハウスは集落の南端にある。ロードハウスを撮影するのに光線がいいのは早朝と聞き、裏にあるキャンピ…
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ピンクロードハウス-Pink Roadhouse

ウナダッタ名物ピンク・ロードハウス Pink Roadhouse、オーストラリアに数あるロードハウスの中でも、全てをピンクに塗った特異な外観で、最も有名なロードハウスと言っても過言ではなかろう。アウトバックをテーマにした写真集にもよく登場する。2001年の旅で、ワシがウナダッタ・トラックをコースに加えたのも、このピンク・ロードハウスに訪…
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夜のロードハウス-Roadhouse under the moon light

延長617kmに及ぶウナダッタ・トラックはかっての大陸縦断ルートとして華やかな歴史に彩 られている。古くはアボリジニの交易ルート、"King of Explore"と呼ばれたジョン・マクドゥアル・スチュアートは彼の数次に渡る大陸縦断の遠征にこのルートを利用した。スチュアート等の活躍により、大陸中央部の空白が解明されると、大陸縦断電信線や…
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ぼうず-Bouze

南オーストラリア州ウナダッタ Oodnadattaで迎えた落陽。歴史の一時期、ウナダッタはオールド・ガン・レールウエイ(1980年に廃線)の終着駅(その後鉄道はアリススプリングスまで伸延した)として重要な地位 を占めた。今は訪れる人もまばらな、人口250人ほどの小さな集落である。 一見見捨てられたかのような場所であるが、開拓時代の遺構や…
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