テーマ:カカドゥ(NT)

エスカープメント-Escarpment

ジャビル郊外にあるエアストリップを離陸して機首を南に向けると程なくエスカープメント Escarpmentと呼ばれる断崖が見えてくる。この崖は公園内を南東の方角に延々と連なっており、イエローウォーターなどの湿原とは異なるカカドゥの別な表情を見せてくれる。エスカープメントを境にして台地から湿原に環境は大きく変わり、カカドゥの多様な動植物…
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湿原の黄昏-2-Wetland at Twilight

二条の雲が一日の残り火を浴びて輝くと、その下に湿原が幻のように浮かんだ。雨期の近いこの時期、空には雲が絶えず沸き立ち、イエローウォーターの景観は非常に表情豊かである。時々刻々と景色は移り行き、今日の夕景は今日限り、昨日の夕景も今日にはない。そんな一期一会を楽しみに夕刻には多くの人がやって来る。各ツアーが集まるので、そんなに広くないボ…
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カカドゥの渡し-Cahill's Crossing

カカドゥ国立公園の東端を流れるイースト・アリゲーター・リバーはその下流域でアーネムランド(アボリジニ所有地)との境界線を成す。アーネムランドとカカドゥを結ぶ陸路は一つだけで、写真のCahill's Crossing(読み方不明)でイースト・アリゲーター・リバーを渡る。渡し場と言っても、増水すれば簡単に水没するであろう沈み橋があるだけ…
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忘れ得ぬ光景-Spectacular !

初めてウビルに登ったときの衝撃は今も忘れない。アーネム・ランドへと続く広大な氾濫源の緑は鮮烈で、太陽は赤い火球となって地平に落ちた。トップエンドの、いやオーストラリアの大自然をまざまざと見せつけられ、目眩するほど感激した。そのインパクトはグレート・バリア・リーフやバングルバングルを初めて訪れた時より上である。それからというもの、ウビ…
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湿原の朝-Good Morning Wetland

クーインダの朝は早い。イエロー・ウォーター・クルーズの参加者で船着場は夜明け前から賑わう。朝の光線が美しく、生物の活動が活発な朝一番のクルーズは特に人気が高く、今日もボートは満席である。船着場を離れる頃に太陽が顔を出す。写 真の朝陽は進行方向に向かって右側に座ると撮りやすい。しかし、クロコダイルやカワセミ、その他鳥類達がどちら側に現…
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嵐の季節(その3)-Thunderstorm

キャンプ場に戻っても、嵐は勢いを増すばかり。息つく間もなく雷光は天を裂き、すっかり日の暮れた周囲を怪しく照らした。いっそ稲光で本でも読んでやろうかと開き直ったところ、ワシが閉じこもっていた車に異常が・・・・・・。運転席側の窓枠当たりから相当な勢いで雨が漏り始めたのだ。運転席後方の台所から鍋を取り出した。こういう時、キャンパー(キャン…
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嵐の季節(その2)-Thunderstorm

このカットを撮っていよいよ夕陽も本番という時に、滝のような雨が降り出した。一気に天の底が抜けたような降り方だ。ちょっと我慢してやり過ごせばというような甘っちょろいものではない。最早、ワシに退去以外の選択肢はなかった。訪れたことのある方はご存知と思うが、イエローウォーターのボードウォークから駐車場までは結構な距離がある。重量級カメラ二…
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嵐の季節(その1)-Thunderstorm

湿原に落ちる夕陽を狙って、イエロー・ウォーターのボードウォークでカメラを構えた。この日はいつにも増して雲が濃いと感じつつ、ワシは西の空の太陽の動きを追っていた。遠雷の響く中、すぐ脇をクロコダイルが悠然と泳いでいく。ボードウォークを通る旅人達が、「クロコダイルがいるぞ、撮れ!撮れ!」と囃し立てる。「もうワニはさんざん撮ったよ」と思いつ…
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ウビルの夕陽-Ubirr's Sunset

ウビルからの日没は何度見ても圧倒的である。夕刻、ウビルの岩壁の西側はにわかに客席となり、人々が思い思いのスタイルで素晴らしいショーを観賞する。この日も厳しい暑さ、猛烈な湿度にもかかわらず、きつい岩登りをして、多くのギャラリーが集まった。陽が地平に近づくに連れて手前に広がるナータブ氾濫原 Nardab Floodplainは輝きを…
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サンディー・ビラボン-Sandy Billabong

細く曲がりくねった道にランドクルーザーは巨体を持て余す。砂の深い隘路を慎重に進むとやがて、これまで見たこともない見事なビラボンに出た。その名はサンディー・ビラボン Sandy Billabong。公園内に水の少ないこの時期にもかかわらず、満々と水を湛え、これぞカカドゥと言いたくなる広大で美しい湿原が広がる。当然、水鳥達の数も種類…
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アンバンバン・ビラボン-Anbangbang Billabong

アンバンバン・ビラボン Anbangbang Billabongはアボリジニ・ロック・アートで有名なノーランジー・ロック Nourlangie Rockのすぐ下に広がる小さな湿地である。この季節多くの水鳥が翼を休め、雨期の終わりには多くのウォーター・リリーが咲き誇る。 ウビルほど知られていないが、ここでも映画『クロコダイル…
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雷雲-Thundercloud

本格的な雨期に差しかかろうとしているカカドゥで、強く印象に残っているのは猛烈な蒸し暑さと、雲の表情の豊かさである。ケアンズのB&Bで主人から「これからどこに行くのか?」と聞かれた。「カーペンタリア湾経由でダーウイン(カカドゥ)へ向かう」というワシの答えに彼は眉をしかめた。「ダーウインに行くのか!」、「途方もなく暑いぞ、しかも湿気…
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Gunlom (Waterfall Creek)

ウビル、ノーランジー・ロック、イエロー・ウォーターと見所を巡り終えても、まだまだカカドゥの旅は続く。カカドゥ・ハイウエイを南下し、公園の南ゲート近くでダート道が分岐する。分岐から約40キロ、雨の後は路面状況が悪く、四駆のみに通行が制限される。この日も、道路に深く溜まった泥水を浴びながら車を操った。駐車場に着くと、すぐに滝の音が耳…
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汗が目にしみる-Sweat gets in my eyes

この季節のカカドゥの環境は本当に過酷だ。とにかく蒸し暑い。体力を温存しなければ、長丁場は乗り切れない。ワシは日中、キャンプ場のプールに浸かって暑さをしのいだ。ビジター・センターの冷房の効いた部屋で眠りこけたこともある。いつもならそれでOK、あのクソ暑い大陸中央部でさえ、陽が西に傾く頃には過ごしやすくなる。ところが、今回は違う。夕方に…
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クロコダイルの標識-Crocodile in Road Sign

オーストラリアを旅しているといろんな生物が路上に現れる。動物をあしらった道路標識を目にすると自分が自然に恵まれた大陸を旅していることを実感できる。有名なカンガルーの標識をはじめ、珍しいところではカソワリ(火喰鳥)、木登りカンガルー、そしてこのクロコダイルなどなど。クロコダイルはカンガルーのように突然飛び出して来たりはしないだろうが、…
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マムカラ・バード・サンクチュアリ-Mamukala Bird Sanctuary

マムカラ・バード・サンクチュアリ Mamukala Bird Sanctuary、文字通り野鳥の楽園である。乾期から雨期へ季節が移行しようとするこの時期、少なくなった水場を求め、多くの野鳥がこの湿原に集う。野鳥の観察には都合のいい季節である。マグピー・グース Magpie Gooseやジャビル Jabiruをはじめ、数々の水鳥が翼を…
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サウス・アリゲーターの愉悦-Delight at the South Alligator

乾期から雨期への移行期にあたるこの季節、過去3回の訪問(いずれも乾期の始まりの4, 5月)と比べ明らかにカカドゥの様相は異なっていた。公園の手前、アデレード・リバー周辺の湿原地帯に群れる野鳥の数が極めて多い。期待に胸が膨らむが、天気は悪い。青空は姿を見せず、降ったり止んだり不安定な空模様だ。「既に移行期を過ぎ、本格的な雨期に入ってし…
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見果てぬ夢-Unfinished Dream

アボリジニの壁画で有名なウビル Ubirrの岩を登り切ると素晴らしい展望が広がる。数あるカカドゥの景勝の中でもワシはここからの眺めを最も気に入っている。特に夕方が素晴らしい。湿原の彼方はアーネムランド Arnhem Land。アボリジニの所有地で一般観光客の立ち入りは禁止されている。オーストラリア最大の面積を誇るカカドゥ国立公園の優…
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湿原の黄昏-Wetland at Twilight

カカドゥが最も美しく輝くとき、それは夕暮れである。湿原が、絶壁が、生き物たちが、紅とシルエットの妙で格別な輝きを見せる。夕暮れ時、宿でのビールを少し我慢して外に出よう。そこには一生心に刻まれる素晴らしい黄昏があるはずだ。気の利いたツアーガイドなら、クーラーボックスにビールとおつまみを入れ、あなたを湿原へ誘ってくれるだろう。この日も、…
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黄金色の湿原-Golden Wetland

サウス・アリゲーター・リバー South Alligator River上流に広がる大湿原(氾濫原)、イエロー・ウォーター Yellow Water。19世紀この地を訪れた探検家が多くのワニを目撃し、それをアリゲーターと勘違いして、"アリゲーター・リバー"の名前がついた。皆さん、クロコダイルとアリゲーターの区別つきますか?それはさて…
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火の鳥-GODPHOENIX

カカドゥの湿原に夕陽が沈む頃、天を覆うような巨大な火の鳥が姿を現した。陽の傾きとともに刻々と彩りを変え火の鳥は華麗に天を舞う。場所は湿原クルーズで有名なイエローウォーターの水辺。乾期が始まったばかりのこの時期、まだ雨期の名残を留める湿原は満々たる水を湛え、鏡のように火の鳥の姿を映し出す。今日の日中、この場所で悠然と徘徊するクロコダイ…
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乾期の訪れ-Beginning of the Dry Season

カカドゥ・ナショナルパークはオーストラリア最大の国立公園。季節は雨期と乾期の二つに分かれ(アボリジニは6つの季節に分ける)、5月から10月までが乾期にあたる。日本のゴールデンウイークに行ったこの時はちょうど乾期が始まったばかりで、湿原を覆うウォーター・リリーとまだ雨期の名残を残す雲の対比が美しかった。雨期には降雨が多いのは勿論、もう…
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カカドゥ夢幻-Daydream in Kakadu

1993年に初めてカカドゥを訪れた。公園のゲートを越えカカドゥを実感したのがこの眺め。「トップエンドと呼ばれる大陸のてっぺんに水と緑にあふれ、多くの生き物たちの憩う野生の楽園がある」、古くからの言い伝えのようなこの言葉を聞いて以来ワシはずっとこの日を待ち焦がれていた。どうしても、どうしても来たかったカカドゥ、それが今現実になった。さ…
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