雨のち晴れ-After the Rain

画像

イースタン・マクドネル山地は今日も雨だった。前年に続き今回も天候に恵まれず、ワシはアリスへの帰途についた。平坦な風景の多いアウトバックには珍しく、起伏のある地形を狙ったが、またもや叶わず終い。その途上、わずかに開いた雲間から光が差し始めた。まだ厚い雨雲の覆った反対側の空とは対照的に、赤いダート道が鮮やかに輝く。僥倖は何時訪れるか分からない。ここで面倒くさがらず、素速く撮影体制に入ることが肝要だ。この光線状態はそう長くは続かない。「まったく写真は大変だ」と「チャンスをものにせねば」の思いを交錯させながらワシはランクルを止めた。結局これが本日のベストショット、猪を撃ちに行って雉を仕留めた猟師の気分。手ぶらで帰るよりは遥かにに気分がよろしい。おまけに、この後、中央オーストラリアでは初めてRed-backed Kingfisher(コシアカショウビン=カワセミの仲間)を見ることができた。今日の成果は天気のごとく雨のち晴れである。

Nikon F5A with MF-28,
Ai AF VR Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6D,
Fujichrome PROVIA 100F (RDP III)
Aperture-Priority Auto @ F5.6
Eastern MacDonnell Range, Northern Territory
October, 2001

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